瀬戸焼を使う

やきものの扱い方

「陶器」と「磁器」

やきものは大きく分けて「陶器」と「磁器」にわかれます。
違いは材料。一般的に陶器は土もの、磁器は石ものと呼ばれます。
土ものは主に粘土を原料とし、石ものは陶石と呼ばれる石の粉に粘土を混ぜたものが原料です。
材料が違うため、特徴が異なり、取り扱い方にも違いが現れます。

  陶器 磁器
吸水性 十分乾燥してから収納する(しみこんだ水分がカビの原因になります) 水気をふき取ったあとすぐに収納してもOK
保温性 熱しにくく冷めにくい 熱しやすく冷めやすい
耐衝撃 磁器と比べて弱い 陶器と比べて強い

陶器(土もの)の扱い方

「陶器(土もの)」は吸水性があるため、一手間かけてあげることで気持ちよく使えます。

使う前の一手間
30分水に浸してあらかじめ水分を含ませましょう。汁や油を吸収しにくくなります。
使った後の一手間
出来るだけ早く汚れを落とし、よく乾燥させてから収納しましょう。

磁器(石もの)の扱い方

「磁器(石もの)」は吸水性もなく、比較的衝撃にも強いため、特に注意することはありません。

※金・銀・絵付けのあるやきものは、電子レンジやオーブンにはお使いいただけません。

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